野球は１球になき、１球に笑う。

後半戦開幕は劇的勝利。 柴ちゃんやってくれましたね～。 ９回２死からのさよならアーチ。 調子がよかったので、何かやるだろうなとは思っていたが、 まさかホームランとは。 しかし昨日は、杉内が１球に笑い、 渡辺俊介は１球に泣くという結果になった。 野球とは、こういうもんなんだろうな。 これまでは杉内、ホークスが１球に泣くことが多かったのに、 流れ、というかチームの雰囲気、チーム状態により、 今後は笑う側に回る。 １つ１つのことをコツコツとやることで、 運がめぐってくるもんだと、改めてわかった。 伏線は確かにあった。 杉内にも２度のピンチがあったが、それを救ったのは、 外野手の守備にある。 １度目は柴原の好返球。 １死２，３塁でライトフライ。 微妙な深さだったけど、犠牲フライとなってもおかしくない 打球だった。 しかし柴原の取ってからの送球までの早さ、 送球の速さで、３塁ランナーは戻った。 突っ込んでいたら、セーフだっただろう。 なぜなら、送球は速かったが、コースはずれて高谷が ホームベースから大きく離れて取る結果となったからだ。 これも何かの力が働いたのだろう。 それから、２アウト２塁で、TSUYOSHIがレフト前に ヒット。 ２アウト２塁ならば、打った瞬間にランナーはスタートするので ヒットになれば、ほぼホームを付いてくる。 しかし。 レフト多村のスタートのよさで、多村が取ったときにはまだ ランナーは３塁ベースについたあたり。 これではホームには戻れない。 これも見えないファインプレー。 もう一つ。 今度はホークス。 ノーアウトランナー２塁での場面。バッター多村。 本来なら、ここは強行だろうが、 送りバントのサインがでて、これを確実に決めた。 得点にはつながらなかったが、チームの戦法がしっかりと 実行され、意思統一がなされた瞬間でも合った。 きっとこういう一つ一つのプレーこそが、 柴原選手のホームランを呼び込んだと思う。 何はともあれ、後半戦は最高のスタート。 今日も勝って、首位奪還！！